ドクターインタビュー
松上 佳亮 副院長への取材記事

  • 松上 佳亮 先生
    (マツガミ ヨシアキ)

    • ・奥羽大学出身
    • ・2016年 かいり歯科クリニックご入職
    • ・現在、副院長として従事

かいり歯科クリニックとの出逢い、ご入職のきっかけを教えてください。

  1. 松上先生
    研修医時代に治療の補助をしていた際に、治療している先生が説明をきちんとすることなく、治療を始めていて、非常に違和感を感じたんですね。(説明もしていないのに)もう治療始めてしまうことに、本当にそれで良いのかなと思っていました。
    その後、就職活動の時に4、5件歯科医院の見学に行ったのですが、その中の1つがかいり歯科クリニックでした。
    とにかく戸田院長をはじめ歯科衛生士の患者さんへの説明に感銘を受けました。
    その説明を見て、聞いて、ここだ!と思いました。それとクリニック内が綺麗で清潔感があった点も要因だったかもしれません。

大学時代に小児歯科を専攻されていたとうかがったのですが、小児歯科のどういった点にご興味を持たれたのですか?

  1. 松上先生
    そうですね。元々子供が好きだったこともあるんですが、子供が歯の治療が出来た、頑張った姿を見た時に喜びを感じるからですかね。(子供が)お母さんの反応とかを見たり、子供が我慢して涙を流したり、苦しそうな表情にも関わらず、治療に頑張って取り組む姿勢を見て、感慨深さを感じるんです。

子供が好きになるきっかけは何だったのでしょうか?

  1. 松上先生
    兄弟構成で長男であることと、幼い頃からサッカーを続けていたのが要因かもしれません。 少年サッカーのチームに所属していたのですが、休みの日にも関わらず、親御さんが車だしをしてくれたりしていて、自分も憧れというか、そうしたいなという思いになったのだと思います。

子供の治療で心掛けていることや大事にしていることは何ですか?

  1. 松上先生
    治療の流れであったり、歯が治っていくすべての過程を見せるようにしているんですよね。
    目で見て、体験(診療器具など触るなど)してもらい、治療前~治療後の写真を撮って見ていただくようにしています。それと入職のきっかけにもなった部分ですが、説明の時間は必ずとるようにしていますね。
    どんなに時間がなくてもその部分は省くことは決してないですね。少し早口になってしまうかもしれないですけど(笑)説明をして、気持ちだけでもきちんと伝えたい、たまにそれによって診療がおしてしまうこともありますが、そこだけは自分の理念として大事にしています。それをやらないと自分が自分でないと思いますし、使命だと思っています。たまに院長からも良く時間が無い中、そこまで出来るね。と言われてますね。

親御さんの中には子供に虫歯が出来てしまうことに対して、罪悪感をもってしまう親御さんもいらっしゃると思うのですが、そういった親御さんに配慮している点は、どんなことですか?

  1. 松上先生
    歯が虫歯になってしまう原因は歯ブラシの仕方だけではありません。
    食べ物であったり、生活習慣も関わってくるため、その背景を聞かせていただき、その上でアドバイスをするようにしています。
    また、最近は共働きの親御さんも多く、お子さんのお口の中のケアをしっかりしてあげたいけど、なかなか出来ないといった親御さんもいらっしゃると思いますので、そういった方の生活背景も考慮したうえで、どのようにするのが良いかをお伝えすることを意識していますね。

幼少期から続けていらっしゃるサッカーのご経験で生かされていることはありますか?

  1. 松上先生
    やはりチームプレーの良さを学んだという点ですかね。個人プレーがあまり好きではなく、自分だけではなく、誰かと喜びを分かあうことが好きですね。
    歯科医院もチームプレーだと思っている。受付のスタッフさんがいて、歯科助手さんがいて、歯科衛生士さんがいて、それぞれ連携して、初めて歯科医師が治療をすることが出来る。サッカーも色んなポジションがあって、1つのボールをチームで連携して運ぶ。その点は、共通していると思います。

松上先生から患者さんにメッセージにお願いします!

  1. 松上先生
    歯医者さんが怖いと思っている方は、成人の方でも多くいらっしゃいます。
    それは、子供の時のトラウマが原因だと思うんです。でも少なくとも私が担当しているお子さんには、治療後に笑顔で帰っていただけますし、嬉しいことに男の子も女の子も私のように歯科医師になりたいって言ってくれたりしてます。成人になった時に虫歯がない成人になってほしいという思い安心安全な医療提供することを準備していますので、歯にお困りのことがあればお気軽にお声がけください。お子さんが、成人になった時に虫歯がない健康な口腔内になっていただきたいなと思っています。