【セミナー】サイナスリフトの最良な方法〜より安心・安全なインプラント治療を求めて〜
2026.06.01
こんにちは。
かいり歯科クリニック院長の戸田です。
本日は休診日の日曜日を利用して、患者様へより安全で質の高いインプラント治療をご提供するため、Dentium(デンティウム)主催の「安心・確実・最速サイナスリフトセミナー」に参加してきました。
歯科医療は日々進歩しています。
そのため、診療時間外や休日を利用して学び続けることも、患者様へ良い医療を提供するための大切な取り組みの一つと考えています。
今回の講師は、北海道北見市でご開業されている猪子光晴先生でした。
猪子先生は歯周病治療やインプラント治療の分野で全国的に活躍されている先生で、多くの歯科医師が学びに訪れる著名な先生です。
今回の講義の中心となったサイナスリフト用の外科器具には以前から興味を持っていました。そんな中、以前大阪で開催されたインプラント学会で猪子先生の講演を拝聴し、実際の使用症例を数多く学ぶことで、その有用性への関心がさらに高まりました。
そして今回、実際に講義と卵・豚骨を用いた実習を受講し、その安全性と有効性を自ら体感することで、「良い器具」という認識が「確かな器具である」という確信へと変わりました。
サイナスリフトとは?
上顎の奥歯を失ってしまうと、虫歯や歯周病などの影響で骨が少なくなってしまうことが多くあります。
しかし上顎の奥歯の上には「上顎洞(じょうがくどう)」という空洞があり、骨が不足している場合、そのままではインプラントを安全に埋入できないことがあります。
そのような時に行うのが、
「サイナスリフト(上顎洞底挙上術)」
という治療です。
上顎洞の底を持ち上げて骨を増やし、インプラントを支える土台の骨を作る手術ですが、高度な知識と技術が必要な難易度の高い治療でもあります。
当院では開業当初からサイナスリフトを含む骨造成治療に取り組んでおり、これまで多くの症例を対応させて頂いてます。
しかし、長年治療を行っている現在でも、
「より安全に、より確実に、より患者様の負担を少なくできないか」
を常に考え、求め続けています。
高速で卵の膜が破れない安全性
今回のセミナーで特に印象的だったのが卵を使った実習です。
卵の殻の内側には薄い膜があります。
この膜は、サイナスリフトで守らなければならない上顎洞粘膜の薄いケースによく似ています。
実習では専用器具を用いて卵の殻だけを削り、内側の膜を破ることなく殻のみを除去して二つの穴を貫通させることができました。

【想定】 卵の殻=上顎洞の側壁の骨 卵の内側の膜=上顎洞粘膜
と考えると分かりやすいのですが、
骨だけを削り、粘膜を傷つけにくい設計になっていることをかなり短時間で実際に体感できました。
これは患者様の安全性向上につながる非常に興味深い実習でした。
良い治療には良い器具も必要
インプラント治療は術者の技術だけでなく、使用する器具によっても安全性や治療時間が大きく変わります。
当院ではこれまでも、上顎洞に近い難症例のインプラント治療や骨造成治療に対応するため、様々な設備や外科器具を積極的に導入してきました。
例えば、骨だけを選択的に切削し軟組織を傷つけにくい外科用超音波切削器具(ピエゾサージェリー)をはじめ、サイナスリフト専用のドリルシステム、オステオトーム、CASキット、各種骨造成器具など、その時代ごとに良いと考えられる器具を数多く導入し、実際の臨床で検証を重ねてきました。
今回学んだDASKシステムも、その有力な選択肢の一つであると感じています。
『最良』を求めて
かいり歯科クリニックでは、
「今ある知識や技術で満足しない」
ことを大切にしています。
患者様にとってより安全で、より確実で、より負担の少ない治療を目指し、今後も学び続けてまいります。
「骨が少ないと言われた」
「インプラントは難しいと言われた」
そんなお悩みをお持ちの方も、まずはお気軽にご相談ください。
私たちはこれからも、地域の皆様に最良の歯科医療をお届けできるよう努力を続けてまいります。
【修了証授与写真】

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