ブルーラジカルはどんな方に向いているのか?
2026.06.24
こんにちは。かいり歯科クリニック院長の戸田です。
最近、
「ブルーラジカルって私にもできますか?」
「どんな人が受ける治療なんですか?」
というご質問をいただくことが増えてきました。
そこで今回は、
ブルーラジカルP-01がどのような方に向いている可能性があるのか
についてわかりやすくお話ししたいと思います。
大前提として知っていただきたいこと
ブルーラジカルは、すべての歯周病患者様に必要な治療ではありません!
歯周病治療の基本は、
・毎日のセルフケア
・歯石除去
・歯周基本治療
・定期的なメインテナンス
です。
実際、多くの患者様はこれらの基本治療だけで改善します。
そのため、
「歯周病だからブルーラジカル」
というわけではありません。
まずは適切な診査・診断が大切です。
ブルーラジカルが選択肢になる方
【大前提】歯周病がかなり進行していると言われた方
歯周病が進行すると、歯周ポケットが深くなり、通常の基本治療だけでは改善が難しくなることがあります。
そのような場合に、ブルーラジカルが治療の選択肢となることがあります。その中でも
①歯周外科に不安がある方
歯周病が進行すると、歯ぐきを開いて治療する歯周外科手術をご提案することがあります。
しかし、
「できれば手術は避けたい」
「歯ぐきを切るのは怖い」
という方も少なくありません。
ブルーラジカルは歯ぐきを切開せずに歯周ポケット内へアプローチできるため、そのような方にとって選択肢となる可能性があります。
②ご高齢の方
年齢を重ねると、治療による身体への負担も考慮しなければなりません。
もちろん年齢だけで治療を制限するわけではありませんが、
できるだけ負担を少なく治療したいという方には、一度検討する価値があるかもしれません。
③全身疾患をお持ちの方
糖尿病や心疾患などの全身疾患をお持ちの方では、外科治療について慎重な判断が必要になることがあります。
そのような場合にも、ブルーラジカルが選択肢となることがあります。
④血液をサラサラにするお薬を服用している方
③に含まれる内容ですが、脳梗塞や心疾患の予防のために抗血栓薬や抗凝固薬を服用されている方は少なくありません。
服用中でも歯周外科治療ができるケースはありますが、慎重な判断が必要です。
ブルーラジカルはそのような患者様にも検討できる可能性があります。
⑤骨粗鬆症(こつそしょうしょう)のお薬を服用している方
骨粗しょう症治療薬(BP製剤やデノスマブ製剤など)を使用されている方では、外科処置について慎重な判断が必要になることがあります。
そのような患者様にとっても、ブルーラジカルは選択肢のひとつになる可能性があります。
ブルーラジカルが向いてない可能性のある方
ここはとても大切なポイントです。
ブルーラジカルは万能な治療ではありません。
例えば、
骨の再生が必要な場合
歯周組織再生療法が適している場合
骨の形態修正が必要な場合
歯周外科治療の方が明らかに予後が良い場合
には、外科治療をご提案することがあります。
当院では、
「ブルーラジカルを受けていただくこと」
を目的にはしていません。
最も大切なのは、患者様の歯を長く残すことです。
そのため、診査・診断の結果によっては歯周外科治療や歯周組織再生療法をおすすめする場合もあります。
かいり歯科クリニックが大切にしていること
私たちは、
「できるだけ歯を抜かない」
「できるだけご自身の歯で食事を楽しんでいただく」
ことを大切にしています。
ブルーラジカルは、そのための選択肢のひとつです。
歯周外科治療が良い場合もあります。
ブルーラジカルが良い場合もあります。
大切なのは、患者様ご自身のお口の状態に合った治療を選ぶことです。
当院には、日本歯周病学会の認定歯科医師および認定歯科衛生士が在籍しております。
学会の考え方に基づいた丁寧な診査・診断を行い、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせて、最適な治療方法をご提案いたします。
「自分はブルーラジカルの適応なのだろうか?」
「歯周外科以外の方法はないだろうか?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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